十字架から見ていた
私の生業は、プロテスタント・キリスト教会の牧師です。ほぼ毎週『説教』をしていますが、「説教題」をつけるのが大の苦手です。
七五調でつけたら印象に残りやすかろうと思って、そうこころがけていました。今回この「俳句」のページを作るに当たって、七五調にうんざりしました。
たとえば「花ヲミテはるだねト言フムスメ」は; 「花を見て/もう春だねと/言う娘」とか、「花を見て/春が来たねと/言う娘」にすれば、五七五になります。でもそれではただの親子の会話です。「
こどものつぶやき」が表現できません。
俳句に関心を持ったのは、自由律句からだったことを思い出しました。それで、普段なら「十字架上から/見えたもの」のような説明的な説教題をつけるのですが、『十字架から見ていた』にしてみました。
次の週はイースターでしたが、尾崎放哉をそのままパクッて『墓のうらに廻る』という説教です。